郵政民営化を監視する市民ネットワークBlog

Wednesday, June 14, 2006

郵便事業利益は2億円でなく26億円

 てな報道が今朝の朝日でなされてました。理由は、「郵便事業部門のデータに入力ミス」とのこと。どんなデータかというと切手の売り上げだと。単純な作業ミスだと郵政公社は言ってるようですが、ホントかなぁ。

 だいたい最初の発表の2億円の純利益、前年度比99パーセント減というショッキングな発表。なんでそんなに減ってしまったのかというと、非常勤職員を予定以上に雇用してしまって、という理由を挙げていました。では、どのくらい多くの非常勤職員を雇ったのかというと・・・。

 4月18日、国会参議院総務委員会、そこで福島みずほ氏が公社に、「現在、ゆうメイトさんといわれる非常勤職員さんはいったいどれくらいいらっしゃるのか」との問いに、公社は「分からない」と答えています。
 4年前のデータで約12万人、本来なら2年ごとに雇用人数を調査するところ、「本来隔年ごとに調査をすることになっている。04年には調査をしなければならなかったが、システム上の都合で」できなかったと答弁しているのです。

 いったい何人雇用しているのかの数字も分からずに、利益が減ったのは非常勤職員の大量雇用のせいとは、どういうこと。日本語になってますか?

 で、切手売り上げのデータ入力ミス。では、各局に現在どれくらいの切手の在庫があるのか。これがまた、分からないのだ。これは実は有名な話しで、正確な切手の在庫量を公社本社は把握していないのです。それでどうやってデータを打ち込むのだろう。不思議だと思いません?

 確認されていない話しですが、公社の官僚が最初生田総裁に示した郵便事業利益の額は13億円だったと言われています。これでいいの?と総裁が聞き返したら、一旦持ち帰って戻ってきた数字が2億円なんですって。

 ず?っと昔から郵便局の経理はどんぶり勘定でした。例えば窓口で使っている文房具品など、貯金・保険・郵便といっしょに使ってるわけで、その備品の費用はどの事業の費用として計上するのか、なんてことで悩んでたりするわけです。いや悩んでいません。その日の気分で決めるのです(^_^;)。万事がまぁこんな調子だったのです。

 てなことを書くとだから民営化しなきゃならないんだと言われそうですが、経理操作の手際の良さは、民間の方が洗練されているというだけで、結局いつも損をするのは・・・ということになるんじゃないかなと思うんですが。