郵政民営化を監視する市民ネットワークBlog

Monday, February 13, 2006

集配拠点の再編

 郵政公社は民営化に向けて矢継ぎ早に各種リストラ策を打ち出しています。その中でも、「集配拠点の再編」と言われる、配達局のエリア拠点への集中という施策はこれまでの郵便局のイメージをかなり変えることになるでしょう。

 その内容は、総合普通局・集配特定局を各エリアの集配拠点に集約するというもの。
 集配拠点の再編は、約1100局の「統括センター」と2600局の「前送施設」に分類し、併せて約1000局を対象に郵便区統合を実施して無配特定局化するというものです。
 都市部も含めて、これまでの「普通郵便局」もかなりの数がただの「窓口」局化してしまいそうです。そしてその後にはその局所自体も数が減らされていくのではないでしょうか。かつて電電公社と言われた頃の局所が、今はそれを探すことすら困難なように。
 公社は、この再編を今年8月以降、可能な局所から順次実施するとしています。

 この施策によって「無配特定局化」するある地方の局員さんからメールを頂きました。
 ここに一部ご紹介したいと思います。

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 こちらは、組合の方から民営化にともなう局の再編や人員削減などの計画が知らされ、職員一同すっかり意気消沈しているところです。
 ほとんどの集配特定局は無集配局になり、外務員はいなくなってしまいます。
 外務さんに、「民営化になったらここの局には由美(仮名)さんと、局長の二人が残るんよ」と冗談みたいに言われていますが、本当にそうなるかもしれません。

 私は外務さんと一緒に仕事をするこの雰囲気が好きだったのに。
 郵便物の区分をするのもあと、一年ちょっとしかできないのだなあと思うと、さびしくなります。
 郵便は郵便局の仕事の基本だと採用された時に教えられたのに、そういうのもなくなってしまうのですね。
 民営化で郵便屋の誇りが奪われるような気がします。

 公社の上層部は何かと言えば、民間会社のトップはこのようなことを言っているとか、民間会社のすることは何でも「善」みたいなことを言います。
 そんなに、私たちの仕事は民間と比べて内容が劣っているのでしょうか。

 この度大雪が降った時も小包を配達したのは、郵便局だけ。
 集荷に行ったのも郵便局だけ。
 宅配業者はこの大雪にはお手上げで、配達はもちろん集荷もできなかったそうです。
 それでも、そんな事実は一部の人にしか知られず、相変わらず、悪いニュースばかりが取り上げられて、郵便局には悪いイメージしか持たれないんだろうな。

 これからだんだんと民営化に向けて、仕事の内容が変わって来ます。
 普段の仕事に加えてさらに民営化の準備をしなければなりません。
 また、大量の退職者で欠員が出ても補充はないでしょうから、二重三重に仕事の負担が増えそうです。
 いつまで体がもつかな。

 それではまた・・・